気分障害・非定型精神病/児童精神医学/精神科治療/社会精神医学・司法精神医学
2005年初版　カバーフィルムを貼っていますので傷や汚れありとして販売させていただいています．ご覧のとおり発行年の割に中身はきれいだと思いますが中古品であることをご理解の上ご購入願います．書き込み線引きは見当たりませんが，見落としている可能性がないとは言えません．値引き交渉につきましては何とぞご遠慮願います．「ランダム行列の基礎」永尾太郎定価: ￥ 3800　数理物理学においてもっとも重要な理論のひとつであり，最近では生態学や金融工学などの分野，機械学習でも応用されはじめているランダム行列．本書は，その理論について解説するはじめての和書である．初学者にも読めるよう，基礎事項を中心にていねいに解説する．主要目次第1章　四元数とヤコビアン第2章　ガウス型アンサンブル第3章　固有値と固有ベクトルの平均密度第4章　超行列の方法第5章　カイラルガウス型アンサンブル第6章　固有値の相関関数（ガウス型アンサンブル）第7章　相関関数の漸近形第8章　円アンサンブル第9章　固有値の相関関数（円アンサンブル）第10章　固有値の最近接間隔分布と最大固有値分布第11章　非エルミートランダム行列参考文献／索引日本物理学会誌 60(9)(2005) の書評より一部抜粋　ランダム行列とは乱数を行列要素とする行列のことである．一見，人為的な設定の特殊な研究対象との印象があるが，1950年代にWignerが原子核物理分野に適用して以来，1960年代のDysonによる研究や1980年代以降の量子カオス系やメソ・ナノ系との深い関わりが理解されるに従い，物理分野における重要性が認識されてきた．「まえがき」によれば，本書の特徴は(1)「ランダム行列についての基礎的な知識を伝えることを目的」とし「平易な説明を行い」ながら(2)「新しい話題も盛り込んで」あるの点ということである．近年では機械学習などにも利用されています．#永尾太郎 #本 #自然／数学